今年に入るまでは「ウイルス」とか「細菌」のことをそんなに考えることはありませんでした。
インフルエンザでさえもかかった記憶はありません。
最近で医者に行ったのは歯医者くらいです(しかも銀歯がとれたことで)
私の仕事上、いろんな方に乗って頂くので、その都度交換、消毒、そして洗濯をします。
ということで細菌等は悪者扱いですが、体には色んな細菌がいるのも事実です。
人間の腸内には百兆個の微生物がいます。これは体の細胞の数より多いみたいです。
菌が住み着いている場所はおなかの中だけでなく、口や鼻の中にもいます。さらには皮膚の上にもいます。
皮膚の上には「善玉菌」が優勢な状態が保たれていると、カビの一種である水虫や、悪い細菌から守るバリアになってくれます。
こう考えると、手洗いするのに石けんなどでガシガシ洗っていると、善玉菌まで落としてしまうので、水洗い程度が良いかもしれません。
またウイルス=病原体とは限らないみたいです。
大雑把なイメージは、真菌はわれわれと同じ多細胞生物、バクテリアはその体の一つの細胞が飛び出して独立して生きているもの、そしてウイルスは、その細胞の中の遺伝子が細胞から飛び出て”独立”したようなもの。みたいです→人間と共存する生き物?可能性未知数のウイルスの正体
細菌とウイルスの大きさの違い→こちら
ウイルスは「悪」だけではないようです。
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「ウイルスは一般的には病気の元になりますし、それは事実。一方でウイルスがあるからこそ元気でいられることもあるんです。例えば、子宮で子供を育てるという戦略は、哺乳類が繁栄できているキモだと言われています。実は、子宮の胎盤形成に必須の遺伝子の一つがウイルス由来のもので、胎盤の機能を進化させる上で重要な役割を果たしていることが知られています。現在でも、その遺伝子がなければ胎盤は正常には作れません」
また、ウイルスには他の病原体の感染をブロックしてくれるような存在意義もあるそう。
「例えばヘルペスのように、それがいることで他の菌に感染しにくくなっている、と報告されているものがあります。あるウイルスのおかげでわれわれの体は他の菌やウイルスに対して強くなる。つまり、ワクチンを打っているようなものかもしれませんね」
以上。
体の中には、いらない物はないのかもしれません。
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