運動をするとき効率の良い動きを目指します。
その時、腕と足のバランスに注目をします。
私が最近始めた社交ダンスでも、腕と足のバランスがリズムに影響してきます。
私の場合、腕の動きが硬く、その動きに足が合ってしまい硬い動きになってしまいます。
なので腕を上げて足と腰だけでダンスをしてみました。
驚くことに、足と腰が自然と動きリズム感が出てきました。
昔やっていた陸上競技の競歩でも、腕を動かさないで歩く練習はしていました。
行き着くところ、足と腰の良い動きに腕振りを合わせた方が良い動きになりました。
しかし競歩は腕の動きが技術に現れるので、技術として腕と足は合わせていった方が良いと思います。
ランニングではたまに「腕を振らなくても良い」という人がいましたがどうでしょう。
ある程度は素質で走れるでしょうが、トップを狙うなら腕も有効に使わないと勝てないでしょう。
腕と足を連動して使える運動として、四つんばいで歩く?練習があります。肩甲骨を動かす意識を持つと良いそうです。
これは近い動きですね
↓
腕振りと肩甲骨回りの柔軟性は重要です。
(中略)
腕振りの質を決めるのは技術が大きいが、それを支えるのは広背筋群の強さと、柔軟性だ。
トップスプリンターの背中が大きくなり、肩甲骨周辺のストレッチを増やし始めるのはそれなりに理由がある。
肩甲骨の柔軟性が十分でなければ腕につられて胴体も振れてしまい捩れが生じる。
この捩れが、最高速度を低くしてしまう。
技術に関しては、スランプの時に腕振りのタイミングがずれてうまく合わせられなくなったことがあった。
いろんな練習をやったが、感覚がつかみやすかったのは階段で膝をほとんど曲げずに腕振りの力だけで一段ずつ登るようなドリルを繰り返すものだった。
(中略)
腕振りは一度タイミングがあったものを体得すると、そうではない状態には戻れない。
一方で、これかというのがわかるまでは腕振りのことを言われても何のことかわからなかった。
典型的な体験すればわかる類の技術であり、ついスプリンターは脚に目が行きがちだが、隠れた重要な技術である。
以上。
世界陸上二大会連続メダル獲得の為末大氏の話し。
運動はすべてに通ずるということですか。
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