スポーツ界でプロと名乗る方は増えていますが、本当にプロなのでしょうか。
私が思うところのプロは、完全に独立している方だと思います。
例えばある集団に属していて、そこから離れたとしても成り立つ事業形態が理想だと思います。
いままではスポーツで生計を立てている方は、そのスポーツから離れると社会に適合できない話はよく聞きますね。
もう一つの選択は自分がやっていた業界から離れず、野球で言えば解説者になって生計を立てる。要はそのスポーツにおんぶに抱っこで働けるまで働くパターンですね。
「日本の選手は「労働者」か?NPBに見るプロ選手の立場」(前編)
(中略)
プロ野球選手は、球団に対していかなる法的地位に立つものなのか?
【雇用か請負か】
統一選手契約はその第2条で選手契約の目的として「選手がプロフェッショナル野球選手として特殊技能による稼働を球団のために行うことを、本契約の目的として球団は契約を申し込み、選手はこの申し込みを承諾する」と定めています。
そしてその第3条で「球団は選手にたいし、選手の2月1日から11月30日までの間の稼働にたいする参稼働報酬として金……円」を支払う、としています。
「特殊技能による稼働を球団のために行う」という文言をどのように捉えるか、そしてその実態がどうであるかにより、この選手と球団との間の契約が「請負契約」か「雇用契約」の判断がつけられることになりますが、いまのところ定まった判断は下されていません。
国税庁は、プロ野球選手を所得税法上「事業所得者」として取り扱っていますので、プロ野球選手と球団との契約は、請負契約と判断しているものと思われます。
一方、学説上は雇用契約説が多数説です。理由は次の2つにあります。
①請負契約は、特定の仕事の完成を目的とするものであるのに、プロ野球の場合、何が仕事の完成に当たるのかよくわからない。それよりも、プレーという労務の提供とその対価たる報酬の支払いの関係と見る方が自然である。
②プロ野球選手は、チーム/球団の一員としての行動を余儀なくされるのが通常(非独立的で従属的地位に置かれているのが通常)であるから、独立的地位にある事業者と見るのは無理がる。
以上。
そうそう個人事業主とは思えない。
いまだにざっくりな勘定なのでしょう。
オーナーの力が強すぎる。
今回の楽天球団の監督交代も、現場からでは信じられない状態(YouTubeを観て)
ま~YouTubeで裏ネタ暴露するのも、普通の会社ではありえないでしょうけど。
スポーツを社会人まで続ける人は、学生生活の延長でスポーツを仕事にしている人が多い気がします。
当然引退すれば、普通の社会に適応出来る人は少ないでしょうね。
元プロ野球選手デーブ大久保のようにオーナーが一番と考えている人は、資金をためてお店をやったとしても、やはりオーナーが一番、お客がその他、の考えが浸透しているのでしょうね。
そのお店を始める資金はどこで調達したのでしょう。資産家は多そうですが。
しかし、実際にスポーツしながら事業をするのはかなり大変でしょうね。
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