人を育成したり指導するにはいくつか方法はあります。
一番良いのは、始めから終わりまで一貫した指導できる体制でしょうか。
民間救急・介護タクシーでも経営をしている中で、スタッフの話を色々聞いたりすることがあります。
ちなみに私から見た経営している人の仕事ぶりは「さすが」というか勉強させて頂いています。
ただ、その下のスタッフの話を聞くと「あ~あ」という話しはあります。なかなか経営者の意志は伝わりづらいものです。
いまではネットなどで情報は色々あるので、テクニックはわかった気でいられますが、その人間の「素質」は変えるのが難しいかもしれません。
YouTubeなどで野球のテクニックを知ったところで、プロ野球選手にはおそらくなれないでしょう(当たり前?)
私のやっていた競歩の世界で、通用する選手の育成方法の仕方を小耳にはさんだ時があります。
育成するにはまず「素質」がある選手を引き抜いてくるのがあるみたいです。選手を一から育てず、ある程度能力が高い選手に競歩をやらせるという方法。悪く言えば、素質の無い選手に教えても、伸びないリスクがあるということですか。
競歩でいう素質というのは、例えば走力が5000m14分台で走れるとか。
長距離走の素質がある選手に競歩を教えた方が早いという発想ですね。
私はそういう育ち方をしていないので、選手の育成は、小さい頃から同じ指導者に終わりまで見てもらうのが理想ですね。テクニックの競技ならなおさらです。
日本記録連発の田中希美に父が課した”地獄のような”練習メニュー 娘を指導する難しさと五輪への思い
●父娘でトップを目指すことの難しさ
陸上界で父が娘を指導するというスタイルは異色だ。
単純に考えても、一般的なコーチと選手の関係以上に意見が衝突することも多いと想像できる。
実際、田中父娘も衝突は少なくない様子だ。
しかし、健智さんは「互いに理解するための衝突。ぶつかることはよくありますが、思いがずれてしまったり、逆方向に行ってしまうということはなかった」と語る。
むしろ難しさを感じていたのは周囲からの見られ方だ。
「父娘でやるのは色眼鏡で見られがちです。結果が出ないと、ほら見たことかという感じになる。やる以上は結果に結びつけていかないと評価されないという気持でやってきた。その苦しみや葛藤が大きかったのは事実です」
そもそも田中が大学生になるタイミングでチームに所属しないことを決めたのはなぜか。
それは、個人として世界の舞台で戦える選手になりたいという思いを第1に据えたからだ。
日本では、チームに所属することになればチームの目標が最優先となり、多くの場合それは駅伝ということになる。
以上。
日本で一貫した指導をするには、家族がやりやすいかもしれませんね。もしくは、学校以外のクラブ。
世界で戦える体制を作るのは、日本でも難しいです。
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