仕事で脚など介助していると、固く浮腫んでいる方がいらっしゃいます。
私が一番に思うのは「体重が重いかもしれない」というのが思い浮かべます。
自宅など搬送する時には、二人対応・布担架や抱っこやおんぶなど、シチュエーションによって使い分けます。
その時の利用者さんの体重は重要です。
その体重も、浮腫などがあると、見た目よりプラス10~20kgぐらい重い場合があります。
50kgの人は一人で持てても、70kg以上になるとかなりキツイですね(私は)
4年ぐらい前に、見た目60kgくらいの女性を搬送しようとしたら、私が立てるかどうかわからないぐらいの重さの人がいました。おそらく80kg以上あったかもしれません。なんとか階段を移動しましたが、情報は多めにとっておいた方が良さそうです(゚o゚;)
こういう経験をしていると、無理無駄なことはしないようになります。
同じような経験は、自分の父親で経験もしています。
浮腫んでいなければ40kgぐらいで軽いのですが、浮腫んだときはおんぶして立てませんでした。
私が脚のマッサージとかしましたが、なかなか浮腫はとれません。いつしか体調が良くなってきたら、自然と浮腫はとれていました。
色々な重さを経験すると、自分の力の限界を知ります。
ま~そこからウエイトトレーニングをして、より重い人を持てるようにする発想は現在はありません。人を増やします。頻繁に出くわす状況でもありません。
消防の救急車は三人対応なので良いですが、民間が常に三人体制にするには、ご利用者の負担が多くなってしまいます。仕事量とのバランスですね。
増加する高齢者の慢性下肢浮腫
●むくみに気づいて慌てる前に、慢性下肢浮腫について知ってほしい
足のむくみが生じる病気には、心不全や腎不全、深部静脈血栓症などがあり、いずれも命にかかわる病気です。
そのため、足のむくみで病院を受診した場合には、これらの病気がないかどうかを調べるために、複数の診療科で全身の検査を行います。
しかし、生活習慣による慢性下肢浮腫の場合、検査を行っても異常はありません。
もし、慢性下肢浮腫を知っていて未然に防ぐことができれば、「何か重大な病気ではないか」と不安に感じて慌てる必要はありませんし、不必要な検査を受けることによる負担もかかりません。
残念ながら、日々の暮らしの中で防ぐことができるはずの足のむくみによって、病院を受診する患者さんが増えているのです。
高齢者の慢性下肢浮腫を予防するためには、普段身近にいるご家族やヘルパー、介護福祉士などが慢性下肢浮腫に関する知識を持ち、原因となっている生活習慣を改善に導いていただくことが大切です。
以上。
介助してくれる人がいるうちに、カラダを動かせると良いですね。
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