「民間救急です」と言っても「介護タクシーですね」と言われます。
メンドクサイので「介護タクシーです」と言います。世の中では介護タクシーで一括りなんでしょうね。
確かに運輸局では「介護タクシー」で通ってますね。書類上も問題無いでしょう。
しかし本当に同じなのでしょうか?
ちなみに介護タクシーは、ヘルパーの資格無し、患者搬送講習を受けなくても開業できます。
車の中には、車椅子だけでもOKです。利用者自身を介助することもないでしょう。ここらへんは普通のタクシーと同じですね。
それでは民間救急とはどういう人たちでしょう。
私が思うに、患者搬送の講習を受け、そこで東京消防庁の認定を受けた人が民間救急と言えます。
消防庁が指示した色んな消毒剤など、資機材がそろっている証です。
当然ですが、消毒剤などそろって無くても介護タクシーはできます。
ちなみに私のいる練馬区は、年に一回車内検査をします(東京消防庁の認定を受けている車)
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これだけでも利用者の方は安心じゃないですか?
患者搬送の講習を受け、東京消防庁の認定を受けて初めて、民間救急コールセンターに登録できます(ここで少なからずお金は出ていきます(笑))
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全部そろっている証ですね。
私が思うに、民間救急コールセンターに登録してる事業者は、仕事の量も多いです。民間救急の仕事を色々こなしているので、経験値はかなり高いと思います。病院の救急などに、当たり前のように出入りするレベルだと思います。
ちなみにこのブログでも発信しましたが、感染防護服の訓練にも参加します。民間救急の先輩方が不定期に勉強会もします。最新の情報のやりとりは本当に勉強になります。
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ここまでやって介護タクシーと同じと思えますか?
まだ発展途上の業種ですが(世間に知られてないという意味で)、せめて病院内では、介護タクシーと民間救急の違いをわかってもらいたい気もします。
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