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競歩の歴史

超マニアックな話し(笑)

私は20歳代の頃、競歩という競技をしていました。

いまでも昔の競歩関係者と交流があるので、昔からの繋がりで最近の競歩を見てしまいます。

 

最近見ていて不思議なのは、審判のジャッジが変わっていることです。おそらくロシアのドーピングにより出場できなくなってからですね。それに変わって出てきたのが日本です。

 

ロシアが強かったのはドーピングによるものでしょう。

しかしドーピングして楽なのと、テクニックは別問題ですね。

 

その中で日本の鈴木選手は、20キロ競歩の世界記録を現在も保持しています。ロシアがドーピングしていても出せなかったタイムと思うと、素晴らしいとしかいえません。

ちなみに鈴木選手のテクニックも素晴らしいです。残念ながら他の日本選手には、同じようなフォームの選手は出てきてはいません。鈴木選手の歩きはこちら

鈴木選手は、ロシアへ勉強しにいったという話しを聞いたことがあります。

 

審判のジャッジにロスオブコンタクトというのがありますが、私の知る限りでは、モントリオール五輪の映像ではすでにロスオブコンタクトしていました(笑)ザックリ言うと、横から見て飛んで見えるかどうか肉眼で判断するということです。

こんなことは大したことではありません(キッパリ)

 

競歩の歴史

 

1991年世界陸上東京大会の映像→こちら

 

1997年IAAF World Championships→こちら

 

2009年世界陸上ベルリン大会→こちら

 

2019年世界陸上ドーハ大会→こちら

 

この歴史の流れを見ると、日本人が活躍するようになってから、許されるフォームが変わったのがわかります。

 

私が教えられた30年前のフォームからは、現在の日本人は違います。

 

たぶん、現在の日本人のフォームを海外の選手がマネするようになれば、同じようなタイムは当然出すでしょうね。

しかし幼い頃から教え込まれたフォームは、なかなか変えられないものです。

 

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